フランクフルトの街中に、地元フランクフルトっ子に大人気のカフェがあります。
それが、1914年創業のWacker’s Kaffee(ヴァッカーズ・カフェ)。
Hauptwacheから歩いて5分くらいのところに本店があります。
古い看板からはそれなりの歴史を感じるお店ですが、店内も店の外のテーブルも、多くの人で賑わっています。いつ行っても列に並ぶほどの人気です。
今回はそんなフランクフルトで長年愛され続けるWacker’s Kaffeeをご紹介します!
目次
カフェのドイツ語を身につけてカフェ文化を楽しむ
ドイツはカフェ文化が豊かな国です。カフェでゆっくりのんびりとコーヒーや紅茶を飲んでケーキを食べながら友人と過ごす時間を大切にします。
そんなドイツのカフェ文化に触れるには、カフェのドイツ語を身につけてみるのも一つの方法です。
ドイツでのカフェ時間が充実したものになりますように・・!
ヨーロッパでコーヒーを美味しく飲むコツ
ヨーロッパでコーヒーを飲むときは、直火式のコーヒーメーカを使う人も多くいます。特にイタリアではこの飲み方が多いとされています。
直火式エスプレッソメーカーといえば、イタリアのビアレッティ社が有名ですが、他のメーカーのものも出回っていて、このカフェでは、他のメーカーの直火式エスプレッソメーカーを売っています。
小さいエスプレッソ用もあれば、二人用、三人用の大きさもあります。
直火式エスプレッソメーカーは個人的にもとてもおすすめで、これを使って入れるコーヒーは本当に本当にとっても美味しいのです!(⁎˃ᴗ˂⁎)
日本でもビアレッティの直火式エスプレッソメーカーが売っているようです↓
Wacker’s Kaffeeとは
Ms. Luise Wacker(ルイーゼ ヴァッカーさん)が1955年にフランクフルトのKornmarkt 9.にてオープンしたカフェ。その後もWacker Familyによって受け継がれてきたようです。
店内はあまり広くなく、テーブルも数席くらいしかありません。お店の外に複数あるスタンドテーブルで食べることができますが、ほとんどの人はお持ち帰り形式が多いです。
最近は地元の人以外にも観光客の方がたくさん訪れているようで、いつ行っても行列で混み合っています。ものすごい繁盛!
店の前にはコーヒー豆が満杯に入った袋が所狭しと並べられていて、店内からはコーヒーのいい香りがふんわりと漂ってきます。
このカフェの素晴らしいところは、なんと言ってもそのコーヒーの美味しさ!一口飲んでみると、そのコーヒーの美味しさに感嘆の声をあげてしまうくらいです。
雑味が少なくマイルドでとても良い風味がするのです。
お店で飲む場合はカップで出てきますが、お持ち帰りの場合は紙コップに入れてくれます。
またコーヒーと一緒に注文することができるパンにつけられたジャムもとっても濃厚で美味しすぎるのです・・言葉には表せない美味しさ。病みつきになります。
1杯のコーヒーとパンにつけたバターとジャム、というシンプルな朝食ですが、それだけで大きな満足感と幸福感に包まれます・・・♡
コーヒーの種類の多さ
お店で頼む普通のコーヒーに使われている豆はWiener mischung(直訳:ウィーンミックス)というものだそうで、数種類の豆を組み合わせているものです。
他にも様々なミックスの豆が販売されています。それぞれ少しずつ味わいや風味が異なるのですが、試してみたところ、どれもとても美味しかったです。
例えば以下の種類など:
- Wiener Mischung (ウィーンミックス)
- Jubiläumsmischung(記念ミックス)
- 1914 Jahrhundertmischung (1914年ミックス)
- Fair Mischung (フェアミックス)
- Mainkaffee – Frankfurter Bio-Fairmischung (マイン川カフェ)
名前だけでは中身はわからないので、お店に記載されている説明を読んでから買うことになります。他にも、南米のコーヒーなども、種類は本当に豊富。お店の人にアドバイスを求めると、自分の好みに合わせて良いものを教えてくれます。
また、デカフェがあるのもありがたいです。
フランクフルトの様々なカフェで使われているコーヒーはWacker’s Kaffeeのもの?
Wacker’s Kaffeeのコーヒーはどうやらフランクフルト市内の他のいろんなカフェでも使われているようです。
街中のある他のカフェにWacker’s Kaffeeのスティッカーが貼ってあったり、Wacker’s Kaffeeのカップで出てきたりすることがあります。
例えばフランクフルトのザクセンハウゼンのSchifferkaffeというカフェでは、Wacker’s Kaffeeのカップでコーヒーが出てきます。
ザクセンハウゼンのカフェに関しては別記事でもご紹介しています↓
お土産にも最適!
ここのカフェでは入って右側にコーヒー豆を売っているスペースがあり、忙しそうに働いているお兄さんに欲しい豆の種類を言うと、その場で測って入れてくれます。量は250gか500gを選ぶことができます。
持ち帰りにはゴールドの袋にも包んでくれるので、コーヒー好きの友人へのお土産にも最適です。
何を注文していいかよくわからない方は、自分の好きな香りを伝えてオススメは何ですか?と聞いてみてもいいかもしれません。
出来合いの袋入りのものもレジのところに売っているので、話しかけるのが難しい人は、出来合いのコーヒー豆を買うのもいいですね。
まとめ
フランクフルトに来たら是非立ち寄りたいWacker’s Kaffee、いかがでしたか?
カフェを一杯飲むのもいいですし、コーヒー豆やジャムのお土産を買うだけでもオススメです。
また、他のカフェに行った際は、Wacker’s Kaffeeのコーヒーが使われているか注目してみても面白いでしょう。
以上、『創業1914年の老舗カフェWacker’s Kaffee。フランクフルトっ子に大人気の美味しいコーヒー』でした!
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