オランダと言えば風車の国。風車といえばオランダ。オランダに行ったら、ぜひ訪れて欲しいのが、そんな風車をお腹いっぱい見れる「キンデルダイク(Kinderdijk)」。
絵画のような美しい風車の景色を見ることができます。
また、キンデルダイクは、1997年に「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」として世界遺産に登録されています。
今回はそんなオランダのシンボルであり世界遺産である風車の街キンデルダイクをご紹介します。
行き方と入場料
キンデルダイクはロッテルダムの南東約13キロのところにあり、車では40分程度で行けます。
レク川(De Lek)とノールト川(Noord)の合流するところにあります。
のんびりした田舎道を走っていくと風車がポツリポツリと見えてきます。
駐車場は、意外と分かりづらく、最初は通り過ぎてしましましたが、キンデルダイクの散歩道に入る正面入り口前にあります。1日5ユーロです。
チケットは、ただお散歩するだけなら無料でした。船に乗ったり風車の中に入ったりすると追加料金のようです。
キンデルダイクの風車
キンデルダイクの風車は、17世紀にこの近辺の排水を促すために19台の風車が建設されたのが始まりだそうです。
もともと国土の約4分の1が海面より低いオランダでは排水が最も重要な問題となっていて、干拓地に過度の水が入らないように運河を掘っていたそうですが、川面の上昇や建物による地盤沈下で運河では不十分となり、風力を動力として水を汲み上げることができ、水面の維持を図ることができる風車を作ったそうです。(Wikipediaより)
「世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った」と言われるほど干拓地を作って生活できる環境を作ってきたオランダ人の一面が垣間見えます。
キンデルダイクの見どころ&フォトギャラリー
全体のマップはこんな感じです。
遠くの方にたくさんの風車が並んでいるのが入り口から見えます。入り口からとても広く長い一本道をひたすら歩いて行き、一つ一つの風車を見学していきます。
4月下旬に行きましたが、天候が変わりやすく、行った時は風が強くたまに雨が降っていました。写真も曇り空ですね。。
それでは、いくつかフォトをご紹介します( ・ᴗ・ )/
ポツリポツリと佇んでいる可愛らしい風車ですが、川辺にあるボートや小屋とセットに写真に収めてみると、絵になる風景です。
また遠くまで何台も同じ方向を向いて並んでいる風車群が素敵です。
春は菜の花が咲いていて、花を前景にして風車が見えるのも素敵な眺めです。
風がとても強く、グルングルンと回っている風車もありましたが、風車の向きによってはビクともしていない風車もありました。
のどかな風景です。水と風と花と鳥のさえずりだけの世界。
川辺にはカモの親子もいて、途中地面に上がり団体で歩いているところを見つけました。子供が必死に母親ガモにくっついていくところは愛らしかったです。そんな可愛らしい光景がすぐそこで見られるなんて、とても平和な週末(୨୧ᵕ̤ᴗᵕ̤)。
跳ね橋もあり、あちら側へ渡れます。
風車を見て終わり、というのではなく、自然を感じながら、ゆっくりのんびりとお散歩するにはとても良い場所です。
思ったより遠くまで歩くことができるので、動きやすい格好でお散歩するのがオススメです。
まとめ
オランダのキンデルダイク、いかがでしたか?世界遺産に興味がある方や、オランダらしい風景がみたい方にはお勧めの観光地。また、オランダならではの工夫が垣間見れる風景とも言えます。
春のキューケンホフ公園の時期に一緒に訪れてみても良いですね。
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