日々ドイツの諺を取り上げています。
今日は、『ドイツ人、いいこと言うなあ』とジーンと心に響くような諺を取り上げてみたいと思います。
心に響いたらきっと忘れないですね!ドイツのことをもっと好きになってくれたら嬉しいです。
目次
Ohne Fleiß kein Preis.
- 直訳:勤勉なしに、報酬はない。
- 意味:努力なしに成功はない。
ドイツ人の真面目さが伝わる言葉ですね。コツコツと頑張ろうと思えます。
Was nicht ist, kann noch werden.
- 直訳:ないものも、あるようにできる。
- 意味:長期的にはポジティブに状況を変えることができる
小さな気づきをくれるポジティブな表現です。
Erst die Arbeit, dann das Vergnügen.
- 訳:遊びよりまずは仕事。
まずは義務を果たしてから娯楽をしましょう、という勤勉さが伝わる表現です。仕事場などでたまに聞こえてくることも。
Eine Hand wäscht die andere.
- 直訳:一つの手がもう片方の手を洗う。
- 意味:人と支え合って生きている。お互い様。
確かに両手ないと手は洗えませんね。日本では「『人』という漢字は支え合っている」という比喩が使われることが多いかもしれません。手伝ってあげる際に、「助け合いだからいいんですよ、お互い様ですから」という感じの意味合いで使います。
Jeder Topf findet seinen Deckel.
- 直訳:どんな鍋でもぴったりの蓋を見つける。
- 意味:自分に合うモノ・人が見つかるよ。
恋愛に関してよく使われますが、いい相手が見つからない時にも「きっとあなたにぴったりの人が見つかるよ!」と励ます時に使います。自分のやりたい仕事や生きていく道もそうかもしれません。
ドイツ語には、励みになる、心に響くいい表現がたくさんあります。自分もそんな言葉に励まされてきた一人です。
引き続きドイツの諺を取り上げていきたいと思います。