ドイツには室内の扉の隙間風よけクッションというのがあります。
これです↓
単に細長いシンプルなものを選びましたが、中には柄がある可愛いものもあります。
何に使うのか、と言うと文字どおり、室内の扉から吹いてくる寒い隙間風を抑えたるためなのですが、どうやって使うのか、と言うと、クッションを扉の下に置くだけです。
こんな感じです↓
室内に風が入るのかというと、ヨーロッパには古い建築がたくさんあり、中には扉がきっちりしまらないような味のある家もあったりします。
今でこそ、不動産ブームで街開発が行われ、新築が次々と建てられていますが、少し前までは人気がある物件といえばアルトバウ(Altbau = 古い建築)と呼ばれる築100年以上あるような古いアパートでした。
このアルトバウについてはまた別で記事にしたいと思いますが、アルトバウの外観はとてもクラッシックでエレガントなヨーロッパらしい建物で、人気があるのも頷ける美しさ。内装は、モダンなアパートと比べて天井が高く、5メートル以上あるものあります。装飾も凝ったものが多く、お城のような雰囲気を味わえるものもあります。
ただ、そんなアルトバウですが、やはり扉がきっちり閉まらないことも多く、閉めた扉の下から風がピューピューと入ってきます。
隙間風が吹いて、なんとなく冷える感じがするヨーロッパの古いホテルに泊まったことがある人はわかるかもしれませんが、あんな感じです。
モダンなアパートでは設計もしっかりしていて、暖房もしっかり動き、床暖のあるアパートも出てきたので、だんだんとそういう悩みからは解放されつつありますが、たまに新築でもヒビがあったり、この扉の下の隙間はナゼニ?というような事もありますので、そういったときのために小技として使うのがオススメです。
スーパーやホームセンターで簡単に手に入ります。
このクッションでどこまで寒さが防げるかは、やってみてのお楽しみ(=建物によります)。
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