テネリフェ島には電車やバスが走っていないため、レンタカーをする必要があります。
ホテルの送迎バスや観光ツアーを使うこともできますが、国際免許があるのであればレンタカーをする方が断然旅を楽しむことができます。
今回は、レンタカーをするときの手順と、テネリフェ島での車の運転に関するちょっとしたコツをご紹介します。
レンタカーの手順
オンラインで予約
今回はヨーロッパの中でシェアも高いEuropcarでのレンタル手順をご案内します。
① まず、旅行前にオンラインで車を予約していく必要があります。
予約サイト:www.europcar.com/
ネットで予約後に、登録メールアドレスに確認メールが届きますので、そのメールをきちんと保存しておきましょう。
② 当日、テネリフェ空港に到着後、空港内にあるEuropcarカウンターにいく
カウンターは空港内の到着ロビーにあります。観光ツアーなどのデスクを過ぎるとレンタカー業者が連なるデスクがあるので、そこに行くと、緑色のEuropcarの掲示板が見えてきます。
③ 予約したメールを見せて、パスポートと運転免許書を提示し、最終予約確認書にサインをして鍵を受け取る。
身分証明書と予約内容を確認後、担当の人がシステムに入力し、最終予約確認書にサインを求められます。デポジットをクレジットカードで払い、鍵を受け取ります。
予約確認時によくあることですが、予約は予約で受理されていても、当日に余っている別の車を勧められることがあります。「アップグレードできます」と言って大きい車を勧められることもありますが、あえて小さめの車を選んだ時など、予約した通りの車がいいときはその旨を明確に伝えましょう。
④ 空港の外にある駐車場で車を探し、見つけたらGO。
空港の目の前の駐車場にEuropcar専用の駐車スペースがあります。
担当の方が、自分の予約した車のプレート番号と、駐車場番号を教えてくれるので、それを元に車を探します。見つけたら、傷がないか確認し、出発です!
その他の予約内容に関しては:
- 追加ドライバーは、追加35ユーロ程度。追加ドライバーの運転免許書と身分証明書提示が必要
- 保険内容は担当の方に要相談(標準Standard / フルプロテクションFull protection):テネリフェ島はスリや車の置き引き、窓ガラスの破損なども頻発しているようです。また坂も細い道も多く、事故が起こりやすい環境ではあります。自信のない人はFull protectionでも良いかもしれません。
- 車の傷を確認:車の鍵を受領後24時間以内に確認し、何かあれば写真を撮っておきます。何もなくても最初に車全方向からの写真を撮っておくのをオススメします。
- 受取時はガソリンは満タン
レンタカーの返却時
- ガソリンを満タンにして返却(空港内にガソリンスタンドがあります)
- 空港のレンタカー駐車場スペースにEuropcarの看板があるので、そこのreturn carと表示がある駐車場に駐車
- 係りの人が近くにあるオフィスから出てきて車を確認する
- 問題なければ書類にサインして終了
- デポジットは登録しているクレジットカードに返金されます
レンタカーのポイント
テネリフェ島でオススメの車
テネリフェ島は大通りは道が補正されていてとても走りやすいのですが、少し小道に入ると坂が多く、また、所々山道を通ることもあります。
Mascaという絶景の観光地に行くときは、山を切り崩して作った断崖絶壁の上で、対向車に注意しながら走らせなければいけません。
Mascaへの道はこんな感じです↓うっすらと見える細い線が車の通り道です。
車でアクティブに観光をしたい、というのであれば以下の特性がある車が良いでしょう:
- 小さめの小回りがきく車
- オートマ
- オープンカーでも楽しい
EuropecarではFiat 500を複数台レンタルしていました。
晴れの日も多く、自然豊かなテネリフェ島では、日中オープンカーにして風を感じながら走れる車もオススメです。
また、スペイン全土及びテネリフェ島でもスリや置き引きなども多く、車を離れる時は、たとえ一瞬でも必ず鍵をかけ、また、絶対に中に貴重品などの荷物を置かないようにしましょう。
またオープンカーの場合も、必ず上の部分も閉めて出かけるようにしましょう。
夜の駐車はできればホテル内の駐車場に入れ、外に長期間置かないようにしておくことも大事です。
まとめ
ヨーロッパ旅行でのレンタカーはどこも同じ業者がやっているので、仕組みは基本的に同じですが、今回は特にテネリフェ島の坂や小道の多さ、スリや置き引きの多さから、車に関しての注意点を含めて記事を書いてみました。
安全に気をつけて、楽しいテネリフェ島観光をお楽しみください。
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