スペインのアンダルシア地方にあるミハスMijasという街は、スペインで最も有名なとっても可愛らしい「白い村」の一つです。
コスタ・デル・ソルにも近く、その可愛らしさから日本人にも大人気の観光スポットで、毎年多くの観光客で賑わいます。
その可愛らしさや魅力ゆえに、かつては日本人が老後を過ごすために移住を考えた場所でもあったようです。
大きな街ではないので、数時間で街中をぐるっとまわることが可能です。
今回はそんなミハスの街の歩き方をご紹介します。
目次
ミハスへの行き方
ミハスはコスタ・デル・ソル沿岸部にあるフレンヒローラという街から内陸へ8キロ入ったところにある小さな村です。
フレンヒローラからは30分程度、マラガから車やバスで1時間半程度で着くことができます。
そのため、主要な都市からの日帰り観光スポットとして訪れる人もたくさんいます。
主要な都市でいうとマラガが近いので、マラガとセットで訪れる人も多いようです。またロンダからマラガへ行く途中へ立ち寄るのも効率的です。
マラガの観光ポイントはこちらをご参照↓
山の上に位置するため、途中くねくねとした道を通って行くことになりますが、ほぼ高速や自動車道を通って行くことができるため、道路は補正されているところも多く、運転しやすい道になっています。
ミハスに到着すると、街の中心のバス停留所や駐車場、お土産やさんやレストランに囲まれたビルヘン・デ・ラ・ベーニャ広場(Pl. Virgen de la Pena)に行きましょう。
バスで来た場合はここが終着地点になります。車の場合は駐車場の出入り口がこの広場と直結しています。
広場に出たところには夏っぽいミハスMijasの文字があります。
このあたりにツーリストインフォメーションやお手洗いもあります。
街歩きのポイント
ミハスの街はとても小さく、数時間で歩いて全部回れるほどです。
街全体はこんな感じ↓
真ん中あたりが街の中心のビルヘン・デ・ラ・ベーニャ広場です。
白い街を見ながらお土産やさんを歩いて回るという街ブラ散歩に最適なコンパクトさなので、何も考えずにゆったりとしたお散歩を楽しむのがコツです。
真夏のミハスはとても暑くなるので、なるべく効率よくまわりたい!という方には、以下のようなスポットやアクティビティがオススメです。
ラ・ベーニャ聖母礼拝堂からの眺めを楽しむ
ミハスに着いたらまずは広場の端に高台を利用した眺めの良いカフェがあるのに気づきます。そこからの眺望を堪能することから始めましょう。
フエンヒローラと街中が一望できる感動スポットです。
大きな木に囲まれ日陰になっているのもありがたいです。
広場ではナッツを売っているおじさんがいますが、彼は日本の雑誌のミハス特集でも取り上げられたそうで、しきりに宣伝していました。
広場の階段に、1972年の印があります。
ロバタクシーや馬車を利用する
ミハスに来たら一度は試してみたいのが馬車やロバタクシー。
広場には美しく整えられた馬車やロバタクシー用のロバがずらりと並んでいます。
馬車はミハスの主な通りをぐるっと回って来てくれます。大体30分くらいでミハスの外観がわかるので便利です。
馬はたくましそうだから良いものの、ロバは終始うつむき加減で、この暑さもあってなんだか可哀想になるくらい。
サントリーニでも観光客がロバに乗って階段を登っていくというアクティビティがありましたが、最近は「あまりの重労働にロバが可哀想」という海外からの声もチラホラあるようです。
実際ロバと馬だとスピードはだいぶ変わります。
白い村の外観を追う
馬車やロバタクシーでぐるっと街を一通り回ることができたら、乗ってる間に目星をつけた可愛らしい通りをお散歩して見るのがオススメ。
実際に歩いてみると、馬車では通れない小道がたくさんあるのに気づきます。
青い鉢植えが壁じゅうに張り巡らされていて、可愛らしい青と白の対比とお花の可愛らしさが絵になる風景です。
お土産やさん
またミハスではお土産やさんも充実しています。
いたるところに可愛らしいカラフルなセラミックが張り出されていたりしますが、スペインらしいお土産として一つ買ってみては。
夏には様々なワンピースもあり、アンダルシアらしい柄のものもたくさんあるので、現地になじむためにワンピースを買ってみるのもありです。
その他お土産になりそうな小物雑貨がたくさんで選びきれません〜!
郷土資料館Casa Museo
ミハスの歴史を知りたければ郷土資料館Casa Museoに足を運んでみましょう。
またこの建物はバルコニーにならんた花も見ごたえがあり外観も可愛らしいので、通り過ぎるだけでも価値ありです。
最も美しい通りSan Sebastian通り
ミハスで最も美しい通りと言われているのがSan Sebastian通りというところ。サンセバスチャン教会や郷土資料館Casa Museoがある近くです。
まっすぐ伸びる道が美しく絵になります。
逆側から見た景色。
近郊にも可愛らしいスポットがたくさん。
こんなに花瓶を置いている家も!
憲法広場 Plaza de la Constitucion
サンセバスチャンの先には憲法広場という可愛らしい広場もあり、一休みするにはオススメの場所です。
細長い緑に囲まれた広場の周りにはレストランやカフェが立ち並んでいます。
ここのレストランのテラス席はレストランの壁に沿っているのですが、壁に掛けられた花やブルーの日傘が可愛らしく、インスタスポットとしても有名です。
噴水のある木陰の公園と眺望台
憲法広場で少し休んだら、眺望台のある公園に行くのがオススメ。
こちらのトンネルを抜けて眺望台までは5分くらい歩きます。
公園はガウディ風のモザイクタイルのある噴水や教会があり、木陰にもなっているので涼しげな雰囲気です。
子供を連れた家族がたくさん水遊びをしていました。
眺望台に行ってみると、そこからは美しい地中海の景色が!
山と海に囲まれた地形で、ミハスが高台にあるのもとてもよくわかります。
いつまでも見ていられる景色です。
ミハスの街中で食事
ミハスではお土産やさんと同じくらいレストランも充実しています。
今回は広場のすぐ裏にあるLatitud 36°というお店に入ってみました。
お昼時は過ぎていたので人が少なく心配でしたが、サラダやミートボール、エビのピンチョスやパエリアを頼んだところ、味はとても満足のいくものでした。
パエリアは貝はまあまあでしたがお米はとろっとしていて美味しかったです。
ピンチョスはガーリック味で元気の出る味でした。
インスタスポット
ミハスニは絵になるスポットがたくさんあります。サンセバスチャン通りも美しいですが、なんてことない日常の風景が可愛らしく感じられる魅力あふれる街です。
写真を幾つかご紹介^^
おまけに①〜アンダルシア地方への行き方
スペインのアンダルシア地方に行くには、マラガやセビリアなどの大都市へのフライトが便利です。
フライトはスカイスキャナーというサイトであれば、複数の航空会社のフライト時間と価格を比較表示してくれるのでとても便利です
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また、カタール航空もスペイン行きが飛んでいるようなので要チェックです!
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おまけに②〜アンダルシア旅行への持ち物
アンダルシア旅行はスペインの中でも暖かく、旅行に適した夏の季節は特に日差しも強いので、できれば麦わら帽子や日焼け止めクリームを持って行くのが良いでしょう。
また白い街はとてもまぶしいので、サングラスもあったほうがベターです!
まとめ
スペインで有名なミハスの街いかがでしたか?
日本人にも大人気のこの街は、訪れる人をうっとりとさせる魅力がたくさん詰まった可愛い街です。
馬に乗ったり、白い家の写真を撮ったり街歩きをしたり、お土産を買ったり・・
この小さな白い村で思い出をたくさん作ってみてはいかがでしょう。
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