外観だけでも訪れたい〜世界遺産ガウディの傑作カサ・バトリョの魅力と観光情報【行き方&所要時間】
バルセロナのガウディといえば、サグラダ・ファミリアについでカサ・バトリョがとても有名です。昼間の外観や夜のライトアップなど、一度は写真で見たことがある人も多いと思いますが、そのファサードはとても奇抜で遊び心に満ちています。
カサ・バトりょは繊維業を営むバトリョ家の依頼を受けてガウディが1904年〜1906年に改築をした建物です。
一度見たら記憶に残る建築カサ・バトリョは、バルセロナに来たら絶対に外したくない観光スポットの一つです。
今回はカサ・バトリョの観光情報と見所を写真付きでご紹介します!
目次
カサバトリョの観光情報
チケット&所要時間
当日券は、日によって少し並びますが建物の前で購入することができます。チケット料金は23.50ユーロ。
オーディオガイドが渡され、ガイドに沿って個人見学をします。
所要時間はだいたい1−2時間です。縦に高い建物を上がっていき、廊下や中庭を含め各階を見学しながら屋上に行くので、見る場所は少なくはありません。
見所
外観
見所の一つはなんといってもこの外観です。ずっと見ていられるとてもユニークな建物で、ガウディの偉大さと遊び心を感じ取ることができます。
チケットがなくても外観は鑑賞することができます。
ガウディらしい曲線を描く外観ですが、石柱が骨、バルコニーが骸骨に見えます。
建物はこのように縦長になっていて、模型を見ることもできます。
内装
内装もさすがガウディというくらい美しい曲線美で溢れています。この建物は海をモチーフに作られているのですが、窓枠には色とりどりの可愛らしいステンドグラスがはめ込まれ、まるで貝殻のようです。
シャンデリアも、貝殻のよう。
扉もくねくねと曲がっています。天井も曲がりくねったラインです。
一つとして直線を感じない内部のサロンの天井は渦巻き型です。波をイメージしているのか、貝をイメージしているのか、天井の色からは水しぶきやビーチサンドのようにも感じられます。
お手洗いのマークだったと思いますが、お手洗いを意味する”aseo”の”A”でしょうか。こんなところにもちょっとした工夫があることに感動する、とっても可愛らしいアルファベットです。
ガイドが楽しい
カサ・バトリョでは渡されるオーディオガイドを自分が今いる場所に照らすと、その建築の場所の説明と共に、画面にはそれを海に見立てた場合のイメージ図が浮かんできます。
海の中であったり、魚が泳いでいたり、貝殻に変化したり、照らすだけで面白いガイドです。
水を感じる工夫があちこちに
カサ・バトリョの建物のテーマは海で、特に廊下のデザインからは水を感じる工夫がなされています。タイルの色が薄い水色から高層階になるにつれて濃いブルーになっているのですが、それは同じ色にすると遠くのブルーを感じにくいため、グラデーションにしているとのことです。
また外壁に埋め込まれたガラスモザイクを通して見ると、まるで波を打っているかのように見えます。海面に光が乱反射している様子をガラスを使ってうまく表されています。
中庭と屋上
途中の階に中庭があり、出ることができます。中庭からは、カサバトリョの建物が外からいかにくねくねと曲がっているかを如実に感じ取ることができます。
屋上にもガウディが得意とする煙突が施されています。この煙突は、煙が風に揺らぎながら登る様子を表しているそうです。
廊下はガウディ建築によく見られるアーチ状です。美しいアーチが連なっているのがわかります。
おまけ〜バルセロナへの行き方
個人で行く方法
バルセロナへ個人で行く場合、フライトとホテルをそれぞれ自分で予約していくことになります。バルセロナは大都市を経由してヨーロッパからほとんどの便が発着するのでとても便利です。
フライトを探す場合は、スカイスキャナーというサイトを利用するのがとても便利です↓行き先を入れるとルートに応じて格安フライトを探してくれます。
また空港から街中までは、タクシーで30分くらいで移動することができます。
バルセロナへはカタール航空も飛んでいるようです。
ホテルは、Booking.comはよく使われているサイトです↓
現地ツアーを利用する場合
自分一人で旅のアレンジをするのが大変という方は、現地ツアーもおすすめです。Veltra(ベルトラ)というサイトを何度か利用しましたが、日本語で予約でき、現地の集合場所へ行くだけなので便利でした↓
外観だけでも!
本当に本当に時間がない方は、外観だけでも見に訪れることをお勧めします!街の中心にあり、外から通り過ぎる時に十分見ることができ、写真も撮れるので満足感は得られます。
まとめ
ガウディの名作カサ・バトリョはいかがでしたか?街中にありアクセスも良く、カサミラとも近いので、セットで訪れることができる観光スポットです。
その外観からとても街に映え、バルセロナらしい景観を作り出している作品の一つなので、町歩きの途中に寄ってみるのも良いでしょう。
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