ヨーロッパといえばオペラが有名ですが、パリのオペラ座と同様、世界三大オペラ座に数えられるミラノのオペラ座はイタリアどころかヨーロッパで有名なオペラ座。
美しい音楽もさることながら豪華な内装も見所の一つで、イタリアに来たらぜひ足を運んでほしい場所の人です。
そんなオペラ座のイタリアらしい楽しみ方をご紹介します。
オペラ鑑賞の基本
ドイツでオペラ鑑賞というと生活に根付いた文化的活動という感じなのでスマートカジュアルであれば問題ないですが、イタリアやパリはやはりオペラというとマナーも重視されます。
オペラ鑑賞の際は、携帯の音を消し、私語は慎みましょう。また、多少ドレスアップして恥ずかしくない格好をするのがおすすめです。
また、オペラ鑑賞の前に、一度オペラのいろはについて読んでおくことをおすすめします↓
ビギナー向けの本もあります。
ミラノのオペラ座 Teatro alla Scala
ミラノのオペラ座は、Teatro alla Scala(テアトロ・アラ・スカラ)、スカラ座と言います。1778年に始まり、イタリアの有名なオペラ歌手や指揮者を輩出してきた歴史あるオペラ座です。
第二次世界大戦で破壊された部分は修復され現在のようになっています。
豪華な内装が見所
中に入ると、外観以上に豪華で圧倒されるのが、ザ・オペラ座のような豪華な内装です。
真っ赤な椅子に美しいゴージャスなシャンデリア、一つ一つ区切られた席や壁の装飾の美しいこと!
予約は早めに!
イタリアに行く機会があればぜひとも一度オペラ鑑賞をしたいものですが、ミラノのオペラ座はいつも大人気のため、数ヶ月前または半年前くらいから予約をしないといけません。
チケットはオンラインから予約できますが、旅が決まったと同時に予約するのがベターです。
www.teatroallascala.org/en/index.html
おしゃれを忘れずに
オペラに出かけるのであれば、おしゃれはマスト。特に靴は大事です。
各国のオペラ事情はヨーロッパ内でも少しだけ異なり、ドイツには各都市にオペラ座があるのに対し、フランスやイタリアは、大都市にオペラ座があるだけだったりします。
ドイツでは日常の中でカジュアルに取り入れられているオペラ鑑賞ですが、イタリアやフランスではやはり美しいオペラ座におしゃれをして出かける社交の場、という位置付けがあります。
誰かに会うかもしれないですし、場所柄に敬意を払うのもマナーの一つ。
女性であればちょっとしたイブニングドレスも映えますし、男性であればジャケットを着たいところです。
ビーチサンダルやジーンズはなるべく避けましょう。
オペラが終わったと同時に走る!?
イタリアならではの楽しみ方といえば、オペラが終わったと同時に走る習慣があります。
なんだそれ?と思った人もいるかもしれませんが、
知る人ぞ知る、イタリア人ローカル的な楽しみ方。
ミラノのスカラ座では、その日の演目が外の壁や建物内に貼られているのですが、その演目のポスターをお土産に持って帰っていい、というルールがあります。
ただし、演目が完全に終わった後のみなので、演目が終わり、きちんと拍手をして、終わりを感じると同時に、出口に向かってダッシュをし、色んなところに貼られている掲示板からポスターを剥がす、という風習があります。
建物内部の出口付近はもう取られているかもしれないので、建物内のあらゆるところを探しに行かないといけません。
ポスターが欲しい人は、演目が始まる前にポスターの場所をチェックして、目星をつけておくのも良いでしょう。
剥がしたポスターはお土産に持って帰ることができるので、とても良いお土産になります。
まとめ
ミラノのスカラ座はパリと並んで一生に一度は訪れたい有名なオペラ座です。
ぜひ機会があればオペラの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
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