アントワープは大規模な貿易港、世界最大のダイヤモンドの街と言われていますが、他にも見所はたくさんあります。
まずアントワープに来たら見逃せない、歩いてまわれる見所スポットをご紹介します!
目次
アントワープへの行き方
アントワープにはアントワープ国際空港があります。ヨーロッパ内で移動するのであればフライトが便利です。
スカイスキャナーというサイトであればルートに応じて最短・最安値のフライトを比較表示してくれるので、調べてみてください↓
また、ホテルはBooking.comのサイトが使い勝手が良く、たまに割安のホテルなども出てくるのでおすすめです↓
アントワープのおすすめガイドブック
アントワープは見所も多く、歴史的・文化的な建物も多いので、町歩きにはやはりガイドブックを持っていくのをおすすめします。ガイドブックなしで町歩きをしても綺麗な建物を楽しむことはできますが、やはりその背景を知ることでさらに愛着が深まる街です。
王道の地球の歩き方は詳しく載っています。ベルギーやルクセンブルクなどベネルクスも旅行するという方には特におすすめです↓
地球の歩き方は重いという方はarucoという小冊子もお店や見所がコンパクトにまとまっていて便利です↓
TRANSITという旅雑誌でもベルギー特集が組まれていたのでご参考↓
アントワープ中央駅の構内
アントワープ中央駅は、「世界で最も美しい駅」にもランキングされた石造りの豪華な駅です。電車でアントワープに着いたら、まずこの美しい駅がお迎えしてくれます。
ルイ・デラセンサリ設計で1895年に建て替えられたもので、天井は丸天井クーポラになっていて、明るい日差しが差し込んできます。美しく荘厳です。
外から見ても通常の中央駅より大きい宮殿のような形をしています。
中央駅構内のカフェ Le Royal Cafe
別の記事にも記載しましたが、中央駅構内には美しいカフェ「ル・ロイヤル・カフェ」が入っています。
こちらのカフェでは、白壁にゴールドの装飾と美しいインテリアに囲まれて優雅なひと時を過ごせそうです。
詳しくはこちらの記事を見てみてくださいね↓
ダイヤモンド街とダイヤモンドショコラ
アントワープは世界有数のダイヤモンド取引所と、それに関わる正統派ユダヤ人のコミュニティで知られています。アントワープ中央駅を出ると、ダイヤモンドのロゴが入ったお店がずらりと軒並み並んでいます。研磨技術としても有名のようですね。
そして、その中にあるベルギーチョコレートDelRey(デルレイ)の店舗にはダイヤモンドの形をしたダイヤモンドショコラが売っています。アントワープに来たら是非見つけてみてくださいね。可愛らしくて食べられないかも?
詳しくは別記事にアップしているのでそちらもご参考↓
オペラ座 Vlaamse Opera
中央駅からメール通りを歩くと、右側には大きなオペラ座があります。
とても豪華なオペラ座です。
その隣には高いビルが建てられています。オペラ座の隣に高層ビルは似合うのか疑問ですが、まずは完成を見てみたいと思います。
メール通り一帯、またはアントワープ市街全体のありとあらゆる場所で工事が行われている様子でした。古い建物を改修しているものもあれば、新しい建築を建てているところもあり、昨今の不動産ブームに見る好調な経済と街全体が新しく生まれ変わろうとしている様子を感じ取れました。
ヴァン・ダイクとスタッツフェーストザール
メール通りを真っ直ぐ歩くと、アントワープの美の巨匠アンソニー・ヴァン・ダイクの像があります。その後ろには美しい建築が目を引きます。ベネトンやファストファッションなどが軒を連ねる通りですが、建築はとても美しく見ごたえがあります。
その中の一つがショッピングモールへ通じるアーケードになっていて、そこからスタッツフェーストザール(Stadsfeestzaal)というショッピングモールへ入ることができます。
1908年にイベント用のホールで建てられたそうで、中は体育館のように広く、カフェや特設ショップなどで賑わっていました。天井はステンドグラス窓で明るく、キラキラした装飾の美しい新古典主義の建築です。
北欧ブランドFlying tigerのショップが入っていました。
ルーベンスの家 Rubenshuis
ショッピングモールを抜けると、ルーベンスの家の前に出ます。
複数の旗が立てられた焦げ茶色の古い建物です。目の前のガラス張りの建物でチケットが買えます。
ルーベンスは1577年にドイツ北西部に生まれました。両親がアントワープ出身で、自身もアントワープに工房を持っていました。
17世紀のバロック時代を代表する画家です。
グロート・マルクト Grote Markt
英語でThe Greak Marketという意味で、文字通り街の中心のマルクト広場です。16世紀に建てられたギルドハウスが軒を連ね、ブリュッセルのグラン・プラスにも並ぶ美しい広場です。
アントワープに来たら、この広場は見ずに帰れません。
ベルギーといえばビールというだけあって、立ち並ぶレストランはパブや居酒屋のようなお店が多くあります。カフェの多いパリとの違いですね。多くの人で賑わい、活発な街という印象です。
アントワープ市庁舎
美しさで知られるアントワープ市庁舎。今の時期は改修中でした。
一応、こんな感じだからね、ということで絵が描かれた幕が張ってあるのが救いです。なんとなくイメージつかめますね。
聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂)
アントワープといえばこのすらっと高い世界遺産の大聖堂。ノートルダム大聖堂とも呼ばれます。「フランダースの犬」でおなじみの大聖堂。
建物の前にはネロとパトラッシュがいます。
アントワープの街に近づいてきたら、この大聖堂の塔だけ頭一つ抜き出ているのを見ることができます。
とにかく高く美しい。写真より精巧な作りが伝わって実物は美しく見えます。
この美しい聖母大聖母はマルクト広場の街並みと重なり合って美しい街並みを作っています。
スヘルデ川沿いからの眺めも圧巻です。
工事の様子もバッチリ伝わりますね。
スヘルデ川には観覧車もあります。この日は強風で誰も乗っていないようでした。
まとめ
アントワープの町歩きいかがでしたか?すべて歩ける距離にありますが、見所が多いので、3時間は欲しいところです。まだまだたくさん魅力のあるアントワープですが、町歩きでこの街の歴史と文化、そして未来を垣間見ることができると思います。
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