ヨーロッパの女性一人旅というとなんだか不安になってしまいますよね・・でも、ヨーロッパは毎年多くの女性が一人旅を楽しんでいる場所でもあります。
時勢によってはあまり治安が良くない時もあるので、その都度外務省の渡航情報などをきちんと確認していきましょう。
また、あまり自信のない人はやはりできればツアーを利用するのがよいと思いますが、現地で1日や半日だけ参加できるオプショナルツアーというのもあり、例えばVeltra(ベルトラ)さんのツアーのように日本の人と日本語で現地集合で参加できるものもあります。
費用も気になるところですが、なるべくホテルも治安が悪そうなところにある安宿ではなくそれなりにセキュリティがしっかりした大手チェーンなどを選ぶと安心です。観光ルートも厳選していく必要はありますが、女性一人でも十分観光できる環境です。
今回は目的別にヨーロッパの女性一人旅におすすめのスポットを幾つかご紹介してしたいと思います!
目次
安全第一
一人旅はしてみたいものの、まずは手始めに一にも二にも安全第一でいきたい、という人は、安全な街を選びましょう。
アイスランド
世界平和度指数で堂々の1位を獲得しているアイスランドは、世界で最も安全な国という称号を11年連続で与えられています。
人口が少なくまばらに見えるのは大自然の中にいる羊たち。その包み込むような大いなる自然は、人間が決して立ち向かうことはできないことを尊敬の念を感じさせてくれます。
女性一人の旅でも大自然に癒されること間違いなしです。
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ルクセンブルク
聞いたことはあるけれどどこにあるの?と思う人も多いかもしれませんが、ドイツとフランスの間にあるとっても小さな国です。
人口が少ない街の割に富裕層が多いため治安が安定していて、街自体が世界遺産に認定されている可愛らしいおとぎのような国です。
駅前や夜に出歩くのはそれでも避けたほうが良さそうですが、ルクセンブルクの渓谷をお散歩したり、可愛らしい街中でのんびりとしたい人にはおすすめの観光地です。
ポルトガル
上記の2018年度の世界平和度指数にも4位に選ばれているポルトガルは、年々人気が上がっている観光地です。安全とはいえ寒そうなアイスランドはちょっと・・・(そしてできれば島ではなくてヨーロッパ本土に行きたい!)という人は、ポルトガルもよいでしょう。
お天気も暖かくご飯も美味しく、人々もフレンドリーなので穏やかな時間が流れています。
ただ、お隣のスペインにはスリも多いので、全くの油断は禁物です。
街並み重視!
一人で行くからには街並みが美しいところにいきたいという人、一人で心置きなくカメラを片手に素敵な写真をたくさん撮りたいという人にはこちらの街がおすすめです。
ウィーン
街並みが美しいというばウィーン!恋人同士で行くのも大いに盛り上がりますが、一人で行ってもサマになるのがウィーンのよいところ。
歩いていても次々に目に入ってくる街並みの美しさは一人でいても飽きずに入られます。
ちょっとヨーロッパっぽい洋服を着てホテルザッハーでザッハートルテとコーヒーを飲みながらゆっくり雑誌を読んだりするのもよいですね。
ローテンブルク
ドイツのフランクフルトから電車で3−4時間いったところにあるとても小さな可愛らしい街。ドイツの観光地といえば一二を争うくらい有名な観光地というくらいその可愛らしさはお墨付きです。
カラフルな木組みの家や石畳、お花が飾られた窓枠や中世の井戸など、まるで絵葉書のような街です。近隣にもヴュルツブルクやハイデルベルクなどの可愛らしい街もあり、フランクフルトにもミュンヘンにも行きやすいので交通の便がよいのも利点です。
ショッピング
パリ
せっかく一人で行くのだからショッピングに没頭したい!という人はやっぱりパリ。パリのギャラリーラファイエットやボンマルシェ、プランタンなどのデパート街からシャンゼリゼやサントノレ通りなのどブランド街や、オシャレ最先端のマレ地区など多くのスポットがあります。
ただし、夜のパリは危険なので女性一人で出歩くのは避けたほうがよいでしょう。
コペンハーゲン
デザインの街といえばコペンハーゲン。ショッピングに没頭したいのであれば、コペンハーゲンも地味におすすめです。
他の場所では見たこともないモダンなデザインの雑貨やインテリアがたくさんあり、心踊ること間違いなしです。
トレンドの街
ベルリン
旅先でもノマド生活を楽しみたい、トレンドの最先端の街に行きたいという人は、兎にも角にもベルリンがおすすめ。ベルリンは”Berlin is new America.”と言われるくらい自由な空気が溢れかえっていて、世界中から多くのノマドが集まってきています。
街が大きいので、新しいブティックやカフェが立ち並んでいますが、入りづらい雰囲気は全くなく、むしろどこもカジュアルな装いでパソコンとにらめっこしてる人ばかり。
ヨーロッパの新しい息吹に触れたい人にはおすすめの街です。
世界遺産
ヨーロッパといえば世界遺産の宝庫。世界遺産を見ずには行ったことにはならないと感じている方は、なるべく一つの場所でより多くの世界遺産を見られる場所がおすすめです。
バルセロナ
バルセロナは言わずと知れたガウディの建築がたくさんある街です。未だ完成していないサグラダファミリアをはじめ、グエル公園、グエル教会、カサバトリョ、カサミラなど数多くの作品で溢れかえっています。ガウディ以外の作品としてモデルニスモ建築の先駆けとなったカタルーニャ音楽堂やサンパウ病院などもあり、カラフルな色使いと可愛らしいタイル模様やステンドグラスで写真を撮る手が止まらない街です。
治安はあまり良くないので、現地ツアーを使ったり、日中に安全そうな場所を動き回るようにしましょう。
モンサンミッシェル
モンサンミッシェルは一度は行ってみたい場所として有名な海に浮かぶ修道院です。
場所も大西洋の果てだし一人では行きづらそう・・・と思いがちですが、ベルトラなどの日本語の現地ツアーを使えばパリから日帰りでいくことができます。途中ノルマンディ地方のオンフルールという可愛らしい街にも連れて行ってくれるので、一人ではなかなか行けない体験をさせてもらえます。
修道院は観光客で混んでいて、見るところもたくさんあるので一人でいることはあまり気になりません。また、ツアーの中にも一人で参加している日本人がいることもあるので、仲良くなれるかもしれませんね。
ベルトラ
フィレンツェ
フィレンツェ歴史地区として中世の街並みがそのまま残っている美しいロマンチックな街フィレンツェ。「冷静と情熱の間」の舞台にもなり、情緒溢れる街です。
その美しさになんだか一人で歩くのは気がひける・・と思いがちですが、フィレンツェは見所がたくさんあり、以外と体力勝負。ウフィツィ美術館も半日はかかりますし、ドゥオモに登るとなるとあっという間に時間が経ってしまいます。
一方で街自体はコンパクトで歩けるので、一人でも十分移動しやすいというのが利点です。
またフィレンツェ郊外にはアウトレットもあるので、ショッピングに行きたい人にもおすすめの地域です〜♩
自然に触れる旅行
一人でいながら自然に触れたい、という人におすすめなのは先ほどのアイスランドに加えてスイスやライン川もおすすめです。
スイス
スイスは物価が高く、スキーリゾートのイメージもありますが、スイス鉄道に乗って自然を堪能することができるので、レンタカーをする必要もなくとても楽チンです。
また、スイスには美しい湖がいくつもあり、湖畔のホテルに泊まるとその美しい湖からの景色を見ながらお庭でのんびりできたり、湖で泳げたりもします。
一人でもホテルにいるだけで景色を見ながら湖で泳げるのであれば一石二鳥ですね。
ライン川
ドイツのライン川は世界遺産にも認定されているワイン畑と湖上で有名です。6月くらいからワイン畑が美しく緑色に色づき、多くの観光客で賑わいます。レンタカーがあると行ける場所というのもありますが、ライン川はちょうどドイツ鉄道が通っているのでその鉄道に乗っているだけで古城を見たりワイン畑を見たり、途中で乗り降りできたりできるので一人旅には最適な旅行先です。
まとめ
慣れない女性一人旅ではなるべく治安の良さそうな場所に行くことをおすすめしますが、目的によっておすすめスポットもだいぶ変わってきます。
多くの顔を持つヨーロッパならではの魅力を存分に楽しんで見てはいかがでしょう。
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