ESSAY

コロナ在宅で気づいた内向的であるということ

コロナによるステイホーム。

もともとデジタル化でテレワークの流れがあったところに

コロナによってexponential(=指数関数並みに=ぐわんと)広がったという感じですね。

おそらくパンデミックがなくても人類はこの道を歩んでいたのかもしれません(←大袈裟な表現になりました)

辛い人もいるだろうし、早く外に行きたいという方もいると思いますが、

個人的にはとても快適に過ごせています。

外向的に見られることはあれど、もともと何時間も静かに本を読んだり、パソコンの前で集中して仕事をするのが好きなタイプ。

自分では、ザ・内向的なタイプだと思ってます。。

思い返すと、内向的ってコロナ前の普通の生活では結構大変だったりするのです。

そもそも毎日どこかに出かけるということが実は億劫だし、

人に会って楽しい時間は過ごせるけれど家に帰ってぐったりもするし、

おまけに靴ズレや重い荷物による肩こりがあったり、

雨でびしょびしょの中を他人の濡れた傘をかき分けて歩いて行かなくてはいけない時なんて

ほぼ苦行でしかない。

歩くのは体にいいけれど、移動時間や準備に時間のロスが多すぎるのも気になっていた。

そこまでして外行かなくてもいいよ?って心の中でいつも思っていたような気がします。

コロナでステイホームになり、

お化粧時間も短縮でき、

Zoom会議ツールに助けられ、

無駄な会話は削ぎ落とされていって、

一歩も動かなくても話したい人と好きなだけ話せて、

なんとなく会話の質も上がった気がします。

外向的な友人は、そもそもテレワークのシステムが受け入れらず、

早く外に行きたくて、社会生活を元通りに戻して欲しいと嘆いていて、

どうにかしてあげられないかなとは思うのですが、

でも、多分その辛さは、

自分が以前の何気ない生活で感じていた辛い気持ちと同じなんだろうな、、

と思ったりもします。

デジタル化が進んでもっともっとデジタルな世界が便利になれば

さらにテレワークが進むのでしょうし

万人にとって完璧な社会システムもないだろうから、

社会が180度変われば、喜ぶ人と辛い思いをする人が

そのまま入れ替わるのは仕方のないことかもしれません。

内向的な人の時代がきた〜!と言える確信はありませんが、

とりあえずはこのステイホームの時代の流れが

自分にとって合っている

ということに静かに喜びを感じる日々です。

内向的であることを喜んだことなんて今まで一度もなかったけれど、

喜べる日が来たということは大きな一歩。

そんな想いで、静かにハッピーに、ブログを黙々と執筆していきたいと思います。

でも、早く旅行はできるようになりますように!

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