普段あまり日本のドラマはみないけれど、パリが題材ということで見てみたら、なんとも面白かったドラマをご紹介します。
パリの三つ星レストランといえば、言わずと知れたL’ambroisie（ランブロワジー）。
世界最高峰の味を誇り、見る目の厳しいパリっ子達も唸らせ、パリでもなかなか予約が取れない名店です。立地も最高で、流行が行き交うマレ地区の中心にある美しいヴォージュ広場にあります。
そんな話題性の多いL’ambroisieが題材となっているのが、木村拓哉さん演じる『グランメゾン東京』というドラマです。
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ランブロワジーで修行をした日本人シェフ（キムタク）が、ミシュランの星獲得を夢見る女性シェフと出会い、二人でグランメゾン東京というフレンチレストランをオープンし、三つ星を目指すという話です。
実際は、L’ambroisieが題材というよりは、最初にちょっとマレ地区とL’ambroisieとエッフェル塔やパリの街並みが登場した後は、舞台は東京になります。それでも、時々出てくるパリの風景やフレンチ料理の数々、モデルの冨永愛さんの登場などで、パリを感じられます。
ここに出てくるフレンチ料理の数々は本当に美味しそうで、ビジュアルも美しく、思わずまたミシュラン料理を食べたくなるのです。
また、キムタク演じる尾花夏樹シェフや、ミシュランの星を夢見る早見倫子シェフ（鈴木京香）、その他の俳優陣との掛け合いや、夢に向かって生き生きとただひたすら毎日料理を作り続ける姿勢に心打たれます。
レストランに採用されなかった試作品の数々は、ブラッセリーという庶民派レストレンで出してくれないかなあ・・・なんて思うくらい、たまに出てくる試作品でさえもったいない。
試行錯誤していろんな食材を組み合わせて美しく美味しい料理をゼロから作っていく様子を見ると、なんか自分も頑張ればできるんじゃないかと錯覚させてくれます。
見た後は、パリへの憧れと、ミシュラン料理の幸福感と、目標に突き進む爽快さを感じることができる良いドラマです。
テレワーク中は、そんな錯覚を生かして料理に励むのも良いですね。
DVDを買ってなんども見直したいオススメのドラマです〜。
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