ESSAY

ヨーロッパの在宅ワークにおけるZoomの使い方

在宅ワークが進みZoomやMicrosoft teamsなどのウェブ会議ツールが主にコミュニケーション手段として使われるようになりました。

ZoomやMicrosoft teamsは、これまでのLINEやWhatsappなどのようなビデオ通話ができるアプリよりさらにビジネス向けに作られていて、複数の人との会話が可能であると同時に、パソコンのスクリーンをシェアしたり録音機能があったりと、使い慣れるととても便利。

普段は会社や学校でしか出会わないような人と、突然家の中で話すことになるということに、最初は距離感がぐっと近くなった感覚もあったけれど、だんだんとそれがニュースタンダードとなってくると普通になってくる。

Zoomには標準機能としてのぼかしが入っていないので、家の中の状態が見られることに抵抗があるという話をよく聞きます。

とはいえ、ヨーロッパではあまりそのような話は聞きません。

大体の人は家の中が見えることはそこまで気にしないで「見えるのなら仕方ない」という感じで使っているような気がします。個人的なレベルでは、ビデオの角度を調整したり、背景を考えたりとちょっとした工夫はあるのかもしれません。

周りでも「スクリーンがシェアできなかった」とか「エコが聞こえて音質がたまに悪化する」とネット接続に関連した話が出るくらいです。

子供が泣いてても、旦那さんが横で他の人と電話をしていても、そんな騒音も軽く無視しながら進めます。

たまに、夫婦二人が在宅勤務で子供がいる場合に、子供が動き回るたびに家の中で電話する場所を移動するので、家の間取りが全部わかってしまう、なんて人もいますが、それもご愛嬌。

コロナ禍で試行錯誤の中、そんなヨーロッパのおおらかさに救われることも多い今日この頃です。

ちなみに、Microsoft teamsだと背景にぼかしを入れられるので、話題にはなっているようです。

#ふわっとエッセイ #stayhome

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