旅に行けないこの時期だからこそ、あえて過去の旅行の写真を見直して、丁寧に時間を取り戻していく作業をすることが、心を落ち着かせてくれます。
今回は、何度見てもため息が出るモルディブの海の写真。
透明度が高いことで有名なモルディブの海ですが、百聞は一見に如かずとはまさにこのこと。透き通るブルーグリーンの海は、言葉にならないくらい美しいのです。
ここより綺麗な海をまた見ることができるのかな?と思いつつ、まだそこまでの海には出会えていません。
モルディブは1200の島からなるリゾート天国です。どこの島に行くかで、その海も島の雰囲気もヴィラも少しづつ変わってきます。
私が行ったのはマレから水上ボートで1時間弱のところにある北マーレ環礁エリアというところ。北マーレは早くからリゾート開発が進められた地域で、空港のあるマレからアクセスも良いので、時間があまりない人にはオススメのエリアです。
水上ボートはブンブンと波間を縫って走るのでアトラクションのようで楽しかった。美しい海の上を風を受けながら走るのは最高に気持ちよいです。ですが、酔ってしまう人もいるそうなので、ご注意を。
南マーレは、北マーレより開発されすぎてないので海がもっと綺麗だったり秘境感があったり、高級ヴィラが立ち並ぶと言われています。でも、北マーレでも、十分に感動する美しさですでに圧倒されています。
モルジブは赤道直下にあるため熱帯性気候で、年間の平均気温が25度以上と、一年を通して暑い日が続きます。時期によっては朝晩冷えることもあります。
旅行に最適なのは、乾季に当たる1−3月頃。雨季に行くとスコールが続くこともあります。
この写真は、乾季の2月のモルジブの海。晴天と雲間を行ったり来たりしていお天気でした。
海の色は、太陽の光を反射するので、太陽がどれだけ出ているかどうかでモルディブの海もだいぶ変わってきます。
この写真は太陽が燦々に照っている時間帯の海で、鮮やかなターコイズブルーをしています。上の写真とほぼ同じ場所で、これだけ色が変わります。
島の周りは浅瀬になっていて、reef sharkと呼ばれる浅瀬に生息するツマグロと呼ばれる小さなサメがたまにその辺をお散歩がてら泳いでいます。
安全と言われているサメで、ヴィラのスタッフも「大丈夫、大丈夫」と言っていました。
透明な海にお魚をたくさん見ることもできます。かなり近距離まで寄ってきてくるのがわかります。
島とあってお料理はお魚や海の幸をふんだんに使ったものが多かったです。
誰もいないビーチが向こうの方まで伸びていて、海辺をお散歩するのもいいし、ビーチに寝転んでいるのもいいし、プールに入るのもいい。
海とヴィラしかない島で、モルディブに来たらやることはただ一つ。
「ゆっくりすること」。
ビーチの砂浜にヴィラが準備してくれるディナーとともに、夕日を見ながら1日の終わりまで海辺で過ごすことができます。
そして夜のモルディヴは完全に音のない世界になります。
静寂がこんなに久しぶりなんだ・・と音に囲まれていた生活に気づかせてくれます。都会の喧騒で疲れた耳を癒してくれる、無音の夜。
モルディブの良さはここにもあります。
言葉では表せない幸福感です。
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次回は、ヴィラのご紹介の記事を追加します。