今回はフランス語の否定文の作り方で注意するところ、です。
フランス語の文法はわかったつもりでも、きちんと細かいところを押さえている必要があるので、文法書を一通り読んで、何度も確認することをお勧めします。
目次
これならわかるフランス語文法
フランス語わかりやすいにもほどがある
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フランス語の否定文の作り方
基本的な否定文の作り方は
動詞をneとpasで挟む
です。
例文)
Il ne mange pas de poisson cru. (彼は生の魚を食べない)
その際、ne は母音の前でn’になる
ということに気をつけましょう。
否定のdeが変化する
ここからが本題です。
他動詞の否定形の場合は、定冠詞か不定冠詞(部分冠詞)かによって形が変わります。
① 定冠詞の場合
定冠詞の場合は、動詞をne pasで挟むだけです。
J’aime le film. (私は映画が好き)
Je n’aime pas le film. (私は映画が好きではない)
② 不定冠詞の場合
不定冠詞 un/une/desや部分冠詞 du / de la / des が否定文の中に入った場合は、deに置きかわります。(du = de le の総称です)
Tu bois du lait. (あなたはミルクを飲みます)
否定形は
⭕️ Tu ne bois pas du lait. (あなたはミルクを飲みません)
❌ Tu ne bois pas de lait.
命令形も同様です。
⭕️ Ne faites pas de bruit, s’il vous plaît.(うるさくしないでください)
❌ Ne faites pas du bruit, s’il vous plaît.(うるさくしないでください)
Il y a….系もよく使うのでまとめて覚えましょう。
⭕️ Il n’y a pas de place ici.
❌ Il n’y a pas de la place ici.
また、ここでのdeは、名詞の個数がゼロということを表します。
注意が必要なのは、複数形の名詞が否定文になった場合は、
de + 複数形名詞になる、ということです。
J’ai des voitures. (車を数台持っている)
⭕️ Je n’ai pas de voitures. (車を1台も持っていない)
❌ Je n’ai pas de voiture.
ただし!
直接目的語以外は、deにはならないので注意が必要です。
C’est un stylo.
⭕️ Ce n’est pas un stylo.
❌ Ce n’est pas de stylo.
です!
単純な否定形ですが、以外と間違いやすいのでしっかりと練習して覚えるようにしましょう。
また、余談ですが、英語の学習方法について詳しく知りたい方は、以下の記事で独学でも出来る教材やオンラインサイトの情報を網羅しているので、読んでみてください。
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