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世界遺産のビスカヤ橋に登れる!バスクでスリリングな気分を味わえるおすすめスポット【行き方&観光情報】

ビルバオ観光をしたら、忘れずに訪れたいのがビスカヤ橋です。

ビスカヤ橋は世界遺産に登録されているビルバオの人気観光名所の一つで、世界最古の運搬橋として有名です。

橋に吊り下げられているゴンドラに乗って対岸まで行くこともできるし、橋の上部の歩道を歩いて川を渡ることもできます。

どちらもチケットが必要です。チケットの買い方は以下にご紹介していますのでご覧くださいね。

世界遺産ということで見に行ってきましたが、実際スリリングな体験もできてとても楽しかったので、ビスカヤ橋までいく方法とおすすめポイントを以下にご紹介します。

ユネスコ世界遺産ビスカヤ橋の歴史

まずは簡単にビスカヤ橋の歴史から。

Puente de Vizcaya(ビズカヤ橋)は1893年に、エッフェル塔を建設したギュスターヴ・エッフェルさんの弟子の一人であるアルベルト・パラシオさんという方によって建設されたスペインのネルビオン川にかけられている世界最古の運搬橋です。ビスケー湾に面したビルバオの港の河口付近にあります。

2006年にユネスコの世界遺産に登録されました。

エッフェル塔を作った弟子の方の作品とあって、鉄筋ながらなんとなく美しさを感じます。

運搬橋なので、吊り下げられたゴンドラで人や車を運搬し、今でも地元の人の便利な交通手段として活躍しているんですね。また、橋の上部を歩いて川を渡ることもでき、ビルバオの人気観光名所の一つになっています。

また、この橋が、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどの地域で運搬橋のモデルにもなったそうです。

運搬橋の長さは164m、水面からの高さは45mである[。ビスカヤ橋のゴンドラは164mの距離を2分弱かけて渡る。ゴンドラは6台の自動車と300人ほどの人間を運ぶことができる。運行は24時間営業で、8分ごとにゴンドラが行き来している。

運賃はビルバオ都市圏の交通と一体化しているため、バスや地下鉄と同じクレディトランスという交通カードが使用できる。また、観光用の歩道が上部構造に組み込まれており、50mの高さから港や湾を眺めながら歩いて渡ることができる。

Wikipedia ビスカヤ橋

高さは45mとのことですが、登ってみると案外高く感じます。

ビスカヤ橋までの行き方

ビスカヤ橋は、ビルバオの街の中心からネルビオン川を下って行き、河口付近にあります。車で20分弱程度です。

地下鉄で行く場合は、まずビルバオの市街地からPortugaleteポルチュガレテという駅まで地下鉄で行きます。

ポルチュガレテ駅からビスカヤ橋まではくだり坂で、途中、市街を通るエスカレーターが外付けであるので、それに乗ると便利です。

川に着くと、川沿いに歩いてビスカヤ橋まではすぐです。

ビスカヤ橋までの行き方

ゴンドラチケットの買い方と登り方

ゴンドラに乗るにはチケットが必要です。

チケットは橋のふもとの自動販売機で購入できます。チケットの料金は0.4EUR(50円くらい)。

チケットを買った後、売り場のすぐ隣にゲートがあるのでそこから入場します。ゴンドラは真ん中が車部分になり外側が人が入るボックスになっているので、冬の寒い日でも吹きさらしにはならないのでご安心を。

ゴンドラがついたらドアが開くので、そのボックスの中に入ります。陸で待っていた車も続々とゴンドラに駐車していきます。一人の女性がドライバーのチケットを確認し、ドライバーのチケット確認が終わったらゴンドラが出発します。

ゴンドラに乗っている時間は2分弱なので、椅子などはなく、皆立ったまま窓から外を眺めたりしています。

実際ゴンドラに乗っているスピードはゆったりしていますが 、沖にいると、ゴンドラがあくせく岸から岸へ動いているように見えます。

特に揺れることもなくあっという間に着いてしまいます。ドアが開くので、そのまま降りるだけで大丈夫です。

車も降りてくるので歩道を渡る時はご注意を。

橋の上部への登り方

チケットの買い方と登り方

チケットは売店で売っています。売店のレジの女性に「橋のチケットをください”One ticket for the bridge, please”」と言ってお金を払えばすぐもらえます。

旅の英語に関して少し学びたいという方は、こちらも書いてみましたのでご参照ください。

橋に一度に乗れる人数が決まっているので、入場時間を割り当てられるため、橋へ着いたらまずチケットを購入することをおすすめします。

私が行った時は、ポルチュガレテ駅川の橋が改装中のため登れず、反対側にゴンドラで渡ってから登り、一往復して降り、帰りはまたゴンドラで帰りました。

橋に登るには売店の横にある階段から一段上に行き、そこからエレベーターで上に行きます。

エレベーターに乗れる人数も決まっているので、数十分ごとに上に行く時間が決まっています。

私の場合は人がまばらだったため、10分程度ですぐ呼ばれました。

時間がきたらエレベーター担当の女性が上に連れて行ってくれますのでなるべく聞こえる場所にいることをおすすめします。

ビスカヤ橋の見所と感動ポイント

最初はこれくらい大丈夫、と思っていたのですが、「まだ、登るのかな?」という高さまでぐんぐん登ります。

だんだん足がすくんできます。着いた時には、なかなかの高さ。

向こう岸までまっすぐ見えます。

高所恐怖症の方にはおすすめしませんが、ちょっとしたスリルを味わいたいという方には気持ちの良い高さです。

ただ、鉄筋の橋なので丈夫そうなのすが、上部の歩道は、木でできているというちょっとしたミステリー。

雨に濡れたら腐って朽ちてしまうのでは?という疑問を抱えながら、歩きます。

思ったよりきしむこともなく、丈夫そうな作りです。

でも、木と木の合間が空いていて、下が見えるので、まじまじと下を見てしまうととても怖いです。

足元なんて気にしないという方は、橋から見えるネルビオン川の景色を十分に楽しめます。

私が登った日は風が強く、屋根や壁は無いので、橋の上ではビュービュー風に吹かれて寒かったです。冬は暖かい格好で登ることをおすすめします。

また、橋の周りはちょっとしたお散歩ができるようになっているので、お天気のいい日は歩いてみると良いでしょう。

まとめ

 ビスカヤ橋に来たら絶対にゴンドラと橋の上部の両方を体験することをおすすめします。

外から見るとただの橋、と写真を撮って終わりにしてしまいそうですが、実際にゴンドラに乗ってみるとまた違った味わいがあり、橋に登ることでちょっとしたアトラクションのようなスリルを楽しめます。

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