ヨーロッパの貿易港、フランダースの犬のノートルダム大聖堂、ダイヤモンドとルーベンスの街アントワープ。様々な顔を見せてくれるアントワープは見所もたくさんあります。
アントワープ中央駅の美しさは他の記事でもご紹介していますが、今回はその中央駅の中にあるとってもオシャレなカフェをご紹介します。
アントワープ駅構内はルイ・デラセンサリ設計の美しい石造りの建築で、世界で最も美しい駅に選ばれている駅舎です。
アントワープに電車で着くと、美術館のように広い駅構内の空間と、それを取り囲む豪華な石造りの彫刻に目がいくでしょう。天井はとても高く、丸天井クーポラになっています。上の方にはステンドグラスがあり、やわらかな光が駅構内に差し込んできます。
そこだけでうっとりしてしまう美しい空間。
アントワープの旅の始まりです。
そんな駅構内にあるカフェ「ル・ロイヤル・カフェ」は、アントワープの駅に来たら必ず立ち寄ってほしい美しい有名カフェです。
「ル・ロイヤル・カフェ」は、電車を降り駅構内に入ってすぐ左手、チケット売り場のところまで降りて行く手前の階段の途中にあります。
入り口からすでにオシャレ感満載の雰囲気が伝わってきますが、入り口を開けると、とても広いカフェ空間があります。
まず、淡い木の仕切りの中にあるテーブルや外側のカラフルな椅子が目を引きます。
そして入って右手を見ると、金色の壁装飾と大きな時計があります。お城みたいな美しさ。白を基調とした壁にゴールドの装飾が施され、格式高い雰囲気を醸し出しています。
大きな鏡も壁一面に貼られていて、空間が広く見えるようになっています。とてもエレガントです。
左手の奥の方にもテーブルがたくさんあり、ほとんどの人はそちらに座っていました。そこから時計の方を見るとこんな感じ。とても広い空間で座席もたくさんあるので、待たされることはなさそうです。
この木の仕切りがクラッシックな建物にもよく合い、繊細さを醸し出しています。
上を見上げると美しい模様がなされた天井にも金色のお花が所々についていて、とてもエレガントです。
こんな素敵な空間ではコーヒーを読みながら雑誌を読んだり、考え事にふけったり、友人と静かにお話をしたりと、ゆっくり過ごすのが贅沢な気がします。
こちらは頼んだコーヒー。カップは意外と普通にシンプルな食器でした。
小腹が空いていたので、何か頼むことにしました。お値段は普通のカフェと変わらず良心的でした。
カフェとサンドイッチを選択。チキンシーザーサラダのサンドイッチでしたが、オシャレな洋風新聞紙ペーパーに乗せられて出てきました。
とっても大きいサンドイッチでしたが、パンがカリッと香ばしく、とっても美味。中のチキンも柔らかくてサラダやソースと絡まってとても美味しかったです。
居心地の良さも味も満点で、またぜひ訪れたいと思う素敵なカフェ。アントワープに来たらぜひ立ち寄ってみることをオススメします。エレガントな空間で美味しいカフェとご飯で優雅な時間を過ごした後は、きっと素敵なアントワープの街散歩の始まりになること間違いなしです。
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