DELF B2の口頭試験は、きちんと準備さえしていれば対応できる試験です。
語学試験というのは単語もテーマも広大で、どこまで勉強すればいいの?と呆然としてしまうことも多々あります。
各試験にはそれなりに傾向もあるので、ただやみくもに勉強をするよりは、しっかり戦略を練っていく方が、実際の試験での判断力も高くなり、自分に有利な状況で試験を受けることができます。
DELF B2の基本的な試験対策に関しては以下の記事でまとめています↓
今回は口頭試験に出そうなテーマの準備についてです。
時事ネタは確認しておくこと
口頭試験のみならず筆記試験でも、必ずと言っていってほど時事ネタや社会問題が抜粋されます。
例えば昨今であれば、以下のようなテーマです・
- 在宅勤務−Le télétravail
- フランスの個人事業主制度−auto-entrepreneur
- 職場におけるバーンアウト−syndrome d’épuisement professionnel
- フランスの近所付き合い「隣人祭り」ーLa Fête des Voisins
その他、女性のキャリアや女性差別、仕事とプライベートのバランスや休暇事情などはよく出るテーマです。
環境問題もチェック
環境問題は近年特に多く、以下のようなテーマがあります。
- 気候変動−changement climatique
- 風力発電−Énergie éolienne
- プラスチックと環境問題−pollution plastique
使われている単語も環境問題特有のものがあり、また内容も難しいものも多く、新聞を読んだりしないと身につかないので、しっかり環境ネタもカバーするようにしましょう。
言語や文化に関する記事は王道
語学学校での試験というだけあり、言語や文化に関するテーマは頻繁に出題されます。一番多いのはやはりフランス文学・言語についてで、フランスのある地域のことや、フランス以外のフランス語圏の話、または海外留学生から見たフランス文学などです。
おすすめの教材
口頭試験は、インターネットなどで上記のテーマの単語を検索エンジンに入れて最新の記事を読んでみるという方法と教材からヒントを得るという方法があります。
教材にも口頭試験のテーマをいくつも入れている本があるので、レベル感を知るためにも見てみるのがオススメです。
こちらは使ってみてよかったです^^
まとめ
フランス語の口頭試験はテーマを戦略的に勉強していき、自分の得意なテーマを選ぶようにすることが大事です。