2019年4月23日にルクセンブルクのジャン前大公(アンリ大公の父)が亡くなりました。御年98歳だったそうです。
1964年から2000年まで大公に即位し、その後は現アンリ大公に譲位をしていました。
5月4日にはルクセブルクの市内で国葬が執り行われました。現地時間のお昼前後に国葬の開始とともに空砲が街中に鳴り響き、街中を棺と大公一家が行進されました。
アンリ大公、マリア・テレサ大公妃を先頭に音楽とともに行進され、ノートルダム大聖堂に到着。その後は大聖堂内でセレモニーの運びとなりました。
現在は国葬が終わり、棺が大聖堂の地下室に運ばれたそうです。
ルクセンブルクのノートルダム大聖堂は、尖塔が特徴的なルネサンス様式とバロック様式が混ざり合った建築で、1613年から1621年にジャン・ドゥ・ブロックによって建てられたものです。(Wikipediaより)
ルクセンブルクは現存する世界で唯一の大公国(Grand Duchy)で、大公が象徴であるとともに内閣とともに行政権を執行する形を取っています。
“Luxemblues”という言葉が現地メディアで出るほど悲しみにくれるルクセンブルク国民。
フランスとドイツの間にある小国ルクセンブルクでの大きな出来事でした。
RIP.