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エアコンのないヨーロッパの猛暑を乗り切る方法

ヨーロッパでは熱波がきていて連日暑い日が続いています。

熱波は、英語では”heat wave” , フランス語では “la canicule” 、ドイツ語では
die Hitzewelle“と言います。

フランス語もドイツ語も両方とも女性名詞ですね。女性のように勢いがある暑さという感じでしょうか・・冗談はさておき、暑いヨーロッパにはエアコンが常備されていないところも多いというのは以下の記事にも書きましたが、熱波がきて40度近くある暑い日はどこにいても暑苦しくなってしまいます。

そんな時の、ヨーロッパで猛暑を乗り切る方法について紹介したいと思います。

ブラインドを閉め切る

暑い日にはほとんどのアパートでブラインドを閉め切っているのを見かけます。人がいないか起きてきてないかのように、日が落ちるまでブラインドをつけています。

ブラインドを閉め切ると、確かに暑い日でも家の中はそれなりの涼しさが保たれ、そこまで蒸し暑くなるのを防ぐことができるのでオススメです。

飲み物で体を冷やす

暑い日には冷たい飲み物を飲むことによって体内温度を下げようとする働きがありますが、暑い日にもさらに日光浴などをすることが多いヨーロッパでは、体内温度を下げるということを忘れてしまいがちです。

長い冬を終えて日光が出ていることが喜ばしいことであるのは事実ですが、40度近くの暑すぎる気温は熱中症などの恐れもあるので、きちんと体を冷まして温度調節をするのがベターです。

地下の駐車場や地下室が涼しい

ヨーロッパの駐車場は地下にあることも多く、物置小屋のような地下室が付いている家庭も多いでしょう。地下室というと薄暗くて少し臭いもあってあまり好んで長居する場所ではありませんが、あまりにも猛暑が厳しい時は地下室や駐車場のひんやりしたところで少し休んでみるのも良いでしょう。

教会の中は涼しい

ヨーロッパに観光中にあまりの暑さでぐったりしそうな時は、教会がオススメです。天井の高い教会は上のほうにかすかな光が入っているだけで、直射日光を浴びることはなく、石で囲まれた建築なのでひんやりとした空気があります。

教会の中を見学したり、お祈りを捧げたりと、街歩きに疲れたら教会に立ち寄ってみるのも方法です。

ホテルランチ・ディナーがオススメ

エアコンがあると期待できる場所はやはりホテル。熱波が来ている猛暑の日は、ちょっと贅沢してでもエアコンの効いていそうな高級ホテルのレストランかラウンジでランチ・ディナーがオススメです。

暑くなった体を冷まし、美味しい料理でゆっくり休憩を取ることができます。

車でドライブ

車の中にはエアコンが入っているので、暑い日こそ車でドライブが良いでしょう。運転者が必要かつ1−2時間以上は運転し続けるのも大変ですが、車でドライブは文句なしに快適です。

大きなショッピングモール

家の中もレストランも外も暑いとなると、なかなか避難する場所がありませんが、大型ショッピングモールはほとんどエアコンが入っています。ショッピングモールは雨の日や暗い冬の日にも便利ですが、温暖化による夏の暑い日にも便利な場所になっていきそうです。

まとめ

温暖化の影響か、猛暑がきているヨーロッパでは生命の危機もあるくらい暑さが問題となっています。水分や塩分補給はもちろんですが、家の中にエアコンがないというお家も、上記のような場所で体を一旦冷ますなどして、熱中症対策をするようにしましょう。

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